借金整理の条件2

ここまで任意整理をはじめとする借金整理の方法及びその考え方について紹介をしてきました。前にも書きましたが皆さんがもし多額の借金の返済に苦しんでいるとしたら、その借金を整理、もしくは減額できるということは、非常に有り難い話となるはずです。借金の整理などと、聞いた限りでは夢のように素晴らしい話ですが、さすがに多額の借金を抱えた誰もがこの素晴らしい恩恵が受けられる、ということではありません。実際のところ、皆さんがもし多重の債務を負い、その返済に「首が回らない」状態にあったとしても、借金の整理、例えば自己破産を裁判所に申請することで、必ずしも最終的に晴れて自己破産申請が受理され、ぞれによって借金が整理されたり減額されたりするわけではありません。裁判所に自己破産の申し立てをするためには、以下に挙げる要件を満たしている事が必要になります。つまりは自己破産等の手段で借金を整理したくても、ケースによってはそれが不可能だということです。ということで、もし皆さんが現在自己破産申請による債務の整理を考えているという場合には、その申し立てを行うことことを決意する前に、もう一度以下の条件をよく読んでみて、これらの条件に該当している(或いはいない)かどうか、まずはよくチェックをしてみることです。
@返済不能であること

当たり前のことですが、自己破産の申請を行う条件としての第一は借金の返済が不可能であることがです。借金の金額が返済可能な範囲であるにもかかわらず、自己破産申請によって借金を整理する、等といったことはできません。(何より道義的に許されないでしょう。)自己破産申請が可能なのは、借金があまりに多額であるがゆえ、これ以上返済を続けていく事が不可能な状態です。例を挙げて説明すれば、利息の高い消費者金融等から相当な金額の借り入れをしてしまった場合です。この場合月々に相当の金額の返済を続けていかないと、借金は減らないことになってしまいます。さらにひどい場合、借金の返済が利息の返済だけとなってしまい、借金の元本が減らない状態となってしまいます。これぞmさに底なしの借金地獄と言っていいでしょう。もし不幸にも本当にこのような状況に陥ってしまったとしたら、何か余程の大きな収入でも無い限りは将来にわたって到底完済することは不可能でしょう。言い換えれば、もし自己破産を申し立てた人がこれに類するような状況にあれば、これは支払不能と言え、自己破産申請が受理される可能性が高いと言ってもいいでしょう。